従来の競艇は客層のガラが悪く、競艇場もギャンブル場独特の雰囲気がありました。

従来のイメージ

 

競艇が女性や初心者から敬遠されてきた最大の要因はボートレース場の雰囲気の悪さです。
従来は鉄火場がピッタリはまるほど、客層が悪くて公営ギャンブルでありながら、裏賭博をする場所のような雰囲気がありました。

 

平日から連続開催する日程上、仕事をしていないようなギャンブル中毒者が集まり、大金をかける玄人が多く、ヤジや客同士のトラブルも多数ありました。
客にマナーは一切なく、屋内はタバコの煙が充満、閲覧席でも平気でタンをそのへんに吐く。床はマークシート、外れ舟券、ゴミで溢れかえっていました。

 

軽い気持ちで競艇場に足を運んだ人は、もう行きたくないと思ってしまうほどでした。

 

しかし、昨今は女性や初心者が気軽に足を運べるような取り組みを積極的に行い、明るくて治安の良い空間に変わってきました。

 

一部でゴミを床に捨てるなどマナーの悪い客はいますが、以前に比べて少なくモラルを持つ常連客が増えています。

 

世間全体が変わりつつある

 

マナーが問われるタバコ

 

競艇で1番の問題点だったのが喫煙マナーです。
場所を問わずタバコを吸う人が多かったことから、タバコを吸わない人は空気の悪さが耐えられないものでした。

 

それが世間全体で分煙を行う取り組みが進んだことで、競艇場でも喫煙できないエリアでタバコを吸う人は大幅に減っています。
平日の日中など空いている時は屋外観戦席の端でタバコを吸いながら観戦している人もいますが、購入場所など人が多い場所で堂々とタバコを吸っている人はいません。

 

100%ルールを守らなくても、周囲に配慮できるくらいのマナーを競艇の常連客は持っています。

 

常連客の入れ替わり

 

ガラの悪い常連客の多くは競艇で負けています。
儲かっている人は、しっかり分析をして1つのレースで熱くならずに黙々と勝負をしているものです。
今も昔も、ガラの悪い常連客はいるのですが、退場する常連客に対して新しく入ってくる常連客はマナーが良く、いい意味で客も循環していっています。
明るい雰囲気に競艇場が変わったことで、ダークな雰囲気を好む人が少なくなっていることも影響しています。
20年前に比べると、競艇場でマナーの悪い常連客は大幅に減っています。

 

全体の雰囲気が良くなると、客同士のトラブル、周りが聞いていて不快になるヤジなどの迷惑行為をすると目立ってしまうように変わりました。
競艇場の雰囲気が迷惑行為をしにくい環境を作る好循環が発生しています。

 

職員による舟券買い足し事件

 

昭和57年より行われた不正で、競艇場職員(幹部)がグルになって、投票締め切りをしてレース開始した後に予備の舟券の中から的中しそうな舟券を追加購入し、配当を受け取る不正が行われていました。
最終的にはバレて幹部は懲役刑、不正が行われた江戸川競艇場は3ヶ月の運営自粛を行いました。
もともと人とボートによる競走で八百長疑惑のあった中で、職員の不正事件はより競艇をダークなイメージに変えてしまいました。

 

現在はシステムがデジタル化されているので、職員が不正を行うこと自体ができない仕組みになっています。