ルーキーシリーズとは?&年間スケジュール
競艇のルーキーシリーズは当該年の1月1日現在でデビュー6年未満かつ、過去にあった新鋭王座決定戦競走に優勝していない選手のみで行われる一般競走です。
2013年度まではG3の重賞扱いでしたが、2014年より一般レースに格下げされています。
2017年度からは、デビュー6年目以上でも30歳未満かつSG競走で優勝戦に進出していない選手を対象にした、オーバーエイジ枠が最大で6名分用意されています。
なお、若手の女性選手はヴィーナスシリーズに出場することが多く、ルーキーシリーズは知名度が低い若手男性選手が中心です。
華やかさはないものの、ルーキーシリーズは波乱が起こりやすいことで知られ、穴党の競艇ファンからは狙い目レースとして注目されています。
選手のモチベーションが高い
競艇選手は養成所を卒業してからトップ選手と肩を並べられるくらい成長するまで早くても4~5年かかると言われています。
一定の経験を求められる競艇では、ルーキーがベテラン選手に勝つには1コースに入るなど有利な環境がないと難しいです。
そのため、若手は艇番号が不利で相手が強いと「どうせ勝てないだろう」とやる気のないレースをすることが多いですが、ルーキーシリーズはライバルのレベルが低く、気を使うベテラン選手がいません。
出場選手のモチベーションが高い一方で、気合が空回りしてフライングをする事例も多く見られるので、ルーキーシリーズならではの特性を理解して予想しましょう。
ルーキーシリーズだけを追いかけて舟券を買っていけば、将来的に高い勝率を確保できるようになります。
年間スケジュール
ルーキーシリーズの開催時期は毎年変わります。
参考までに2019年の年間スケジュールをご覧ください。
日程 | 競艇場 | |
---|---|---|
第1戦 | 1月25-30日 | 下関 |
第2戦 | 2月3-8日 | 多摩川 |
第3戦 | 2月23-28日 | 桐生 |
第4戦 | 3月4-9日 | 丸亀 |
第5戦 | 3月13-18日 | 常滑 |
第6戦 | 3月26-31日 | 鳴門 |
第7戦 | 4月4-9日 | 福岡 |
第8戦 | 4月13-18日 | 唐津 |
第9戦 | 7月6-11日 | 津 |
第10戦 | 7月15-20日 | 桐生 |
第11戦 | 7月25-30日 | 丸亀 |
第12戦 | 8月3-8日 | 徳山 |
第13戦 | 8月31-9月5日 | 芦屋 |
第14戦 | 9月9-15日 | 江戸川 |
第15戦 | 9月28-10月3日 | 蒲郡 |
第16戦 | 10月8-13日 | 児島 |
第17戦 | 10月18-23日 | 住之江 |
第18戦 | 10月29-11月3日 | 尼崎 |
第19戦 | 11月7-12日 | びわこ |
第20戦 | 11月16-21日 | 鳴門 |
第21戦 | 11月27-12月2日 | 大村 |
第22戦 | 12月9-14日 | 平和島 |
第23戦 | 12月20-25日 | 常滑 |
各競艇場で年間1戦が基本ですが、一般戦になるため重賞など他のレースの日程が優先されます。
そのため、24場全てで必ず1節ずつになるとは限らず、2019年は鳴門と常滑で年2回開催されています。